「虚しい」は、悲しみの向こう側にある、何も残らない感覚です。
手を伸ばした先に、何もなかった。
空を切る動作の描写で、満たされない虚しさを間接的に伝える。
積み上げてきたものの、行方。
文末を名詞で止め、消えていくものへの虚しさを余韻に残す。
心の中が、空っぽの部屋のようだった。
「空っぽの部屋」という像に、虚しさの質感を重ねる。
これに何の意味があったのだろう、と思った。
意味を問い直す思考として、虚しさの根を描く。
積み重ねてきた時間の分だけ、失った時の虚しさも大きかった。
積み重ねた時間との落差で、虚しさの深さを描く。