「おびえる」は、はっきりした理由がなくても、体が竦んでしまう状態です。
肩が、勝手にすくんでいた。
肩がすくむという身体反応で、おびえを直接的に伝える定番表現。
物音がするたびに、びくりと体が跳ねた。
反射的な動作の描写で、常に張り詰めたおびえの状態を伝える。
小さな動物のように、身を縮めていた。
おびえる様子を「小さな動物」という像に重ねる。
強がった言葉とは裏腹に、声はかすかに震えていた。
強がりと震え声の落差で、隠しきれないおびえを描く。
隠しきれない、声の震え。
声の震えという反応だけを体言止めで切り取る。