「直喩」の例文集(ちょくゆ)
「〜のように」「まるで〜」で、たとえを明示する比喩。読み手に負担をかけず、イメージを正確に手渡せます。隠喩より穏やかで、地の文になじみやすい。
辞書に収録した44語から、この技法を使った44の言い換えを集めました。
春の日なたのように、心がほどけていく。
喜び4語
まるで時間が早送りされているみたいに、夜が過ぎていった。
「まるで」と比喩だと明示しながら、没頭による体感時間の短縮を伝える。
まるで足元に羽が生えたように、歩みが軽くなった。
「まるで」の比喩で、心の弾みを歩き方に重ねる。
まるで長年の疲れが報われたように、胸がいっぱいになった。
「まるで」の比喩で、感激の充足感を描く。
まるで長い雨が上がったあとのような、清々しさがあった。
「まるで」の比喩で、晴れやかな気分の清々しさを描く。
怒り5語
まるで小さな棘が、ずっと肌に刺さっているようだった。
「まるで」で明示した比喩により、じわじわ続く不快感を伝える。
まるで氷のような声で、静かに言い返した。
「まるで」の比喩で、抑えた怒りの冷たさを描く。
まるで喉に小骨が刺さったような、消えない苛立ちだった。
「まるで」の比喩で、消化しきれない怒りの質感を描く。
まるで別人のように、声を荒げていた。
「まるで」の比喩で、我を忘れた状態を描く。
まるで火に油を注がれたように、苛立ちが増した。
「まるで」の比喩で、燃え上がる怒りを描く。
哀しみ5語
まるで置き去りにされたような、心細さがあった。
「まるで」の比喩で、取り残された感覚を描く。
まるで内側から引き裂かれるような、鋭い痛みだった。
「まるで」の比喩で、悲しみの鋭さを描く。
まるで堤防が決壊したように、涙も声も止まらなくなった。
「まるで」の比喩で、こらえていたものが一気に崩れる感覚を描く。
まるで一枚のガラス越しに、みんなを眺めているようだった。
「まるで」のガラスの比喩で、同じ場にいながら隔てられている感覚を描く。
遠くの花火の音は、数え終わった夏を数え直すようだった。
季節の終わりを、音の比喩で描く。個人の事情を語らない外側からの哀愁。
恋・愛2語
まるで初めて聞く音楽みたいに、その声が新鮮に響いた。
「まるで」の比喩で、既知の相手への新しい感覚を伝える。
まるで磁石に引き寄せられるように、自然と近づいていた。
「まるで」の比喩で、抗いがたい引力を描く。
恐れ・不安4語
まるで薄い氷の上を歩くように、一歩ずつ言葉を選んだ。
「まるで」の比喩で、失敗を恐れる慎重さを緊張として描く。
まるで薄い霧の中を歩いているような、心もとなさがあった。
「まるで」の比喩で、輪郭のない不安の質感を描く。
まるで蛇に睨まれた蛙のように、身動きが取れなかった。
「まるで」の比喩で、恐怖による完全な硬直を描く。
まるで氷水を浴びせられたように、背筋が凍った。
「まるで」の比喩で、恐怖の鋭さと冷たさを描く。
驚き8語
まるで時間が止まったかのように、その場に立ち尽くした。
「まるで」の比喩で、驚きによる思考停止を描く。
まるで悪い夢でも見ているようだった。
「まるで」の比喩で、現実感の希薄さを伝える。
まるで別世界を見ているような感覚だった。
「まるで」の比喩で、驚きと非日常感を描く。
まるで予定外の質問をぶつけられたように、頭が真っ白になった。
「まるで」の比喩で、不意打ちによる戸惑いを描く。
まるで足元の地面が消えたような感覚だった。
「まるで」の比喩で、根底から覆される驚きを描く。
まるで狐につままれたような気分だった。
「まるで」の比喩で、困惑混じりの驚きを描く。
まるで見間違いであってほしいと願うような気持ちだった。
「まるで」の比喩で、信じたくない気持ちを描く。
まるで台本にないセリフを聞かされたような気分だった。
「まるで」の比喩で、予想外の出来事への戸惑いを描く。
羞恥・気まずさ1語
まるで全身が発光しているかのように、熱かった。
「まるで」の比喩で、恥ずかしさによる火照りを誇張的に描く。
決意・覚悟4語
まるで深呼吸をひとつ挟むように、心を落ち着けた。
「まるで」の比喩で、覚悟を決める前の静かな一拍を描く。
まるで背中を押されたように、自然と足が前に出た。
「まるで」の比喩で、内側から生まれる推進力を描く。
まるで賽を投げるように、迷いを振り切った。
「まるで」の比喩で、決断の潔さを描く。
まるで嵐の中を歩くように、それでも前へ進んだ。
「まるで」の比喩で、困難の中を進む強さを描く。
安堵7語
まるで重い荷物を下ろしたように、体が軽くなった。
「まるで」の比喩で、心の負担の軽減を身体感覚に重ねて伝える。
まるで重い鎧を脱いだように、体が軽くなった。
「まるで」の比喩で、緊張から解放された軽さを伝える。
まるで温かい湯にゆっくりと浸かっていくような感覚だった。
「まるで」の比喩で、じんわり広がる安らぎを描く。
まるで固く結ばれた紐が、するりとほどけたようだった。
比喩で緊張の解放を描き、つかえの取れる感覚を伝える。
まるで背負っていた荷物を、半分下ろしたようだった。
「まるで」の比喩で、負担が軽減される感覚を描く。
まるで長い旅を終えたときのような、深い解放感があった。
「まるで」の比喩で、長期の重責からの解放を描く。
まるで長い眠りから覚めたばかりのような、新鮮な感覚だった。
「まるで」の比喩で、生き返るような安堵感を描く。
嫌悪・軽蔑3語
まるでゴミでも見るような目を、一瞬だけ向けられた。
「まるで」の比喩で、見下す視線の冷たさを直接的に描く。
まるで路傍の石でも見るような目を向けられた。
「まるで」の比喩で、蔑む視線の冷たさを直接的に描く。
まるで虫にでも這われたように、肌が粟立った。
「まるで」の比喩で、生理的な不快感をはっきりと描く。
罪悪感・後悔1語
まるで借りを返せないままでいるような、落ち着かなさがあった。
「まるで」の比喩で、返しきれない気持ちの重さを描く。